タイガー魔法瓶が「東京防災DAYS 2024」 “防災炊飯体験ブース” に出展しました。

2024-03-13

災害時でも “炊きたて”の温かくておいしいごはんが炊ける「魔法のかまどごはん」を使った、もしもに備えた炊飯体験に多くの親子が参加!

 2024年3月9日(土)、10日(日)に行われた「東京防災DAYS 2024」に、災害時でも炊きたてのおいしいごはんが食べられるように開発した「魔法のかまどごはん」を使った炊飯体験、ごはんの試食ができる「防災炊飯体験ブース」を出展いたしました。東日本大震災発生から13年となる2024年3月11日を前に、震災を風化させず、これからの災害への備えを見直すというイベント主旨に賛同し、この度ブース出展することにいたしました。当社は、2024年1月17日(水)にも「ひょうご安全の日のつどい」に出展をしており、これからも「食」の観点から防災への取り組みを実施してまいります。

 「東京防災DAYS 2024」は、東日本大震災の教訓を風化させず、地震に備えるための防災イベントです。実施される東京臨海広域防災公園は、首都直下地震の発生時に「緊急災害現地対策本部」が置かれる首都圏広域防災の拠点です。平時より、「そなエリア東京」での防災体験学習を始め、防災に関する訓練や情報交換など、発災時に備えた活動を行う場であり、災害に対応できる知識や知恵、備えを習得する場として活用されています。

 「東京防災DAYS 2024」で、当社は昨年10月に発売開始した「魔法のかまどごはん」の炊飯体験、試食を行いました。本製品は燃料に新聞紙を使うことで、電気を使用せずに簡単に炊きたてのごはんが炊けるので、有事の際に大きな助けとなることが期待されています。被災後ライフライン復旧までの間に電気やガスを使わなくても、新聞紙に火をつけることの繰り返しで簡単に「炊きたて」のごはんが食べられる防災炊飯を体験した参加者の皆さんは、「新聞紙でごはんが炊けるの?」と興味津々の様子で、炊飯体験に参加。実際に新聞紙を「魔法のかまどごはん」に投入し火をつける体験をした子どもたちは、最初は緊張しつつも上手く火がつくとほっとした表情になり、炊きあがったごはんを試食して「おいしい!」と頬張る様子が見られました。また保護者の方は「想像以上においしく炊けていてびっくりした」「普段からアウトドアで使ってもしもの時に備えるのに良さそう」「いざという時にこれが1台あれば安心できそう」と、被災時に役立つ商品の良さを実感いただけた2日間となりました。

防災炊飯体験で使用した「魔法のかまどごはん」について

魔法のかまどごはん(KMD-A100) ※公式オンラインストア限定商品

自然災害の多い日本において、被災時という厳しい環境下で少しでも心と体の安らぎを保っていただき「いつでも温かいごはんが食べられるようになってほしい」という想いからこの製品を思い立ち、実際に被災者の方への聞き取り調査を行うなどして、被災時に本当に必要とされる製品を目指して開発しました。本物のかまどと同じように熱が伝わる構造にすることで、ごはんの甘みとハリを引き出すので、もしもの時にも炊きたてのおいしいごはんを味わっていただけます。

「魔法のかまどごはん」の使い方

 白米3合を炊飯する場合、吸水時間は夏場約30分、冬場約40分、炊飯時間約20分、蒸らし時間約15分で炊きたてごはんを味わっていただけます。炊込みごはんも炊飯可能です。

STEP1 用意するもの

・お米、水
・新聞紙
・着火ライター
・軍手

STEP2 お米を洗う

お米を洗い、お米の合数ぶんの水をなべに入れます。そのまま夏場は約30分以上、冬場は約40分以上、水に浸します。

STEP3 新聞紙を準備

この時間を利用して、新聞紙をねじれた棒状にします。

STEP4 炊き始め(はじめチョロチョロ)

最初は1分半間隔で新聞紙を左右交互に投入して着火ライターで火をつけます。

STEP5 炊きあげ(なかパッパ)

1分間隔で新聞紙を左右交互に投入して火力をアップ。新聞紙の最後の1枚を残して炊きあげます。

STEP6 むらし・炊きあがり

炊きあげから10分後に最後の新聞紙を投入。余分な水分を飛ばします。さらに5分むらして、炊きあがりです。

東京臨海広域防災公園について

首都直下地震の発生時に、現地における被災情報のとりまとめや災害応急対策の調整を行う「緊急災害現地対策本部」が置かれる首都圏広域防災のヘッドクォーター及び広域支援部隊等のベースキャンプ、災害医療の支援基地として、東扇島地区(川崎市)の物流コントロールセンターと一体的に機能する防災拠点施設です。

提供:東京臨海広域防災公園(そなエリア東京)