現在の仕事内容
経験を積むごとに
成長を実感できる
真空断熱ボトルの新製品開発をしています。デザインデータを守りながら内部構造の設計を行い、金型発注から試作品の評価、量産立ち上げまで幅広く担当します。基本的に半年ごとに新商品が発売されるボトルは、色柄展開も多く塗料の調色や色合わせを行い、塗装試作および密着性などの性能評価も行います。
入社1年目ではカラーリングの変更に携わり、3年目には先輩方にサポートしていただきながら初めて金型から製作する新製品を担当しました。年々商品の難易度は上がっていくため大変ではありますが、経験を積むごとにできることが増えていくので、やりがいと成長を実感できています。
今、チャレンジしていること
材料研修と語学研修で
自身をスキルアップ
研修制度が充実していることもあり、自分に必要なスキルの外部研修があれば積極的に参加しています。
真空断熱ボトルの栓や炊飯ジャーなどにも様々なプラスチック材料が使われていますが、そのプラスチック材料の種類・特性、どのように材料を溶解して成型していくのか、成型時に発生しやすい不良・対策などを学ぶ「プラスチック射出成型法」や「プラスチック材料知識」などの研修を受講。金型構造や成形後の不具合などを見越した製品設計・開発ができるように努めています。
ボトルは、中国・ベトナム・日本で生産しており、各試作のタイミングでは各拠点に1~2週間程度出張し、試作立ち合いや試作品の評価・改善を行い、試作品の完成度UPなどに努めます。私はベトナム工場への出張も多いので、少しでもコミュニケーションがスムーズになるよう社内制度の英語の語学研修の受講を始めました。
次に挑戦したいこと
技術や設計ノウハウを学び
様々な商品担当を経験したい
真空断熱ボトルは、栓と本体で大きく構成され、特に栓にはスクリュー・ワンプッシュ・ストロー、コップ栓、なかには炭酸対応栓など様々あります。入社した頃は、ボトルの設計はシンプルなものだと思い込んでいましたが、魔法瓶には100年以上の歴史があり、これまで培ってきた技術や設計ノウハウを結集させなければ製品は完成できません。それほど、奥が深いものだと気づきました。
まだまだ知らない技術や設計ノウハウもあるので、様々な商品担当にチャレンジしながら経験を積み、自分の設計バリエーションを増やしていきたい。ボトルはタイガー魔法瓶の中で唯一の非電気製品なので、ゆくゆくは炊飯ジャーなど電気製品にも携わってみたいです。