冷凍?冷蔵?ごはんのおいしさをキープして安全に保存する方法

炊きたてのご飯を茶碗に盛ったもの

ごはんはさまざまな方法で保存できますが、「正しい保存期間や方法は?」「美味しく温め直すにはどうすればいい?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。この記事では、ごはんの適切な保存方法と保存期間、そして保存したごはんをおいしく食べる方法について解説します。

目次

ごはんのおいしさをキープする正しい保存方法

プラスチック製の食品容器に保存された炊いたご飯

炊きたてのごはんは格別ですが、その日のうちに食べきれないこともあるでしょう。適切な方法で保存すれば、時間が経ってもおいしさを保つことができます。ここでは、保存方法ごとのメリット・デメリットや正しい保存手順について解説します。

【常温】保存方法と保存期間の目安

ごはんを常温で保存する場合は、清潔な容器に移してふたやラップをかぶせ、涼しい場所で保管します。

室温や湿度にもよりますが、常温保存で安全に食べられるのは基本的に半日以内です。すぐに食べる予定がある場合は常温保存を使いましょう。。なお、夏場や梅雨時は高温多湿で雑菌が繁殖しやすいため、なるべく冷蔵か冷凍で保存してください。

常温保存の保存期間目安

  • 冬場:半日〜1日以内
  • 夏場:数時間以内

【冷蔵】保存方法と保存期間の目安

ごはんを当日中〜1日程度保存したい場合には、常温よりも食中毒リスクが少ない冷蔵保存が便利です。ただし、冷蔵庫内の温度(約3℃〜5℃)はでんぷんの老化が進行しやすい環境のため、ごはんが固くなりやすいデメリットもあります。

おいしさを保つためには、粗熱をとったあとにラップでぴったりと包むか、密閉容器に入れて乾燥を防ぎましょう。

冷蔵保存の保存期間目安

  • 1〜2日程度

【冷凍】保存方法と保存期間の目安

冷凍保存は、ごはんを長期保存したい場合に最適です。炊きたての美味しさを保ちやすく、解凍後もふっくらした食感になるメリットがあります。

保存する際は、熱いうちに1食分ずつ小分けにし、ラップなどで密閉してから冷凍庫に入れましょう。保存期間の目安は約1ヶ月ですが、おいしさを保つためには1週間以内に食べ切るのがおすすめです。

冷凍保存の保存期間目安

  • 約2週間〜1ヶ月

ごはんを衛生的においしく保存するコツ

ご飯の一部をラップで包む

ごはんを保存する際、ただ冷まして容器に入れるだけでは、菌の繁殖や劣化によって味が損なわれてしまうことがあります。炊きたての美味しさをできるだけ長く保ち、衛生的に管理するには、いくつかのコツや注意点があります。ここでは、保存容器の選び方から、保存時の具体的な手順までを解説します。

密封性の高い保存容器やラップを選ぶ

ごはんのおいしさをキープするためには、タッパーやジッパー付きバッグ、ラップなど、密封性の高い保存容器やアイテムを選ぶことが大切です。
ごはんは空気に触れると乾燥しやすく、密閉性が低いと水分が飛んでパサパサの食感に変わってしまいます。また、密封性が高いと、冷蔵庫内の匂い移りも防げるメリットがあります。ラップで包む際は、空気をしっかり抜いて密着させましょう。

保存のタイミングを意識する

ごはんをおいしく衛生的に保存するためには、タイミングが非常に重要です。
必ずごはんの粗熱を取ってから保存しましょう。熱いまま容器に入れると、蒸気が水滴化して雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

急速冷凍機能がある冷蔵庫をお持ちの場合は、その機能を使用することで早く冷凍ができ、よりおいしくごはんを冷凍保存できます。デンプンの老化が始まる前に急速冷凍することでおいしさを保つことができ、解凍した際にもふっくらとした食感を再現しやすくなります。

保存したごはんをおいしく食べる方法

電子レンジでご飯を温め直す

保存したごはんでも、温め方を工夫すれば炊きたてのような食感を取り戻せます。ここでは、冷蔵・冷凍ごはんを美味しく食べるコツをご紹介します。ひと手間を加えて、ごはんの風味や食感を最大限に楽しんでみてください。

冷やごはんを温める方法

冷蔵したごはんを電子レンジで温める際は、600Wで1分ほど加熱し、その後10〜20秒ずつ追加して調整しましょう。
ごはんは冷蔵すると水分が抜けて固くなりやすいです。表面に軽く霧吹きで水を足すか、氷をひとつ乗せてラップをかけてから加熱すると、ごはんに水分が補給されてしっとりした仕上がりになります。

冷凍ごはんの解凍方法

冷凍ごはんをおいしく食べるためには、解凍方法にも注意しなくてはなりません。電子レンジで解凍する際、「解凍機能」では温かいごはんにはならないので、解凍機能ではなく「あたため機能」であたためましょう。

  1. 冷凍庫から出した冷凍ごはんをラップのまま、電子レンジに入れます。 

  2. 600Wで30秒~1分程度加熱し、箸でほぐせるくらいごはんが柔らかくなったら、耐熱のお茶碗に移します。 

  3. ごはんを箸でほぐして余計な水分を飛ばした後、ふんわりとラップをかけ、再度600Wで2分程度あたためます。

このように2回に分けてあたためる「二段階加熱」を行うと、余分な水分がとび、ごはんがべちゃっとしません。ただし、ごはんの量によって加熱時間は異なるので、様子を見ながら時間の調節をしてください。

蒸し器を利用すればしっとり仕上がる

保存したごはんを、しっとりした食感に仕上げたい場合は、蒸し器を利用するのがおすすめです。
冷凍ごはんをラップから外し、少量の水を加え、クッキングシートに乗せてから10分ほど蒸すとふっくらと解凍できます。

ごはんの保存方法に関する疑問

箸でご飯を一口すくう
冷凍と冷蔵どっちがおすすめ?

ごはんを保存する場合、温め直したあとの美味しさや衛生面を考慮すると、冷凍保存が断然おすすめです。
冷蔵保存は長時間の保存に向かないうえ、冷蔵庫内の温度(2℃〜10℃)ではごはんが固くなりやすいためです。衛生的においしく食べたい方は、ぜひ冷凍保存を取り入れましょう。

雑穀米や玄米も冷凍できる?

雑穀米や玄米も、白米と同じように冷凍保存が可能です。ただし、雑穀米や玄米は白米よりもパサつきやすいため、解凍時は表面に軽く霧吹きで水を足すなどの工夫を取り入れるのがおすすめです。

解凍ムラをなくすためにはどうすればいい?

冷凍する際に、ごはんを平らに薄く、円盤・ドーナツ状に広げて包んでおくと、均一に加熱しやすくなります。また、容器で温める場合は、途中で一度取り出して全体をかき混ぜてから再度加熱するのも効果的です。
電子レンジを使う際は、「解凍モード」ではなく通常の加熱機能で一気に温める方が、加熱ムラが少なくなります。お手持ちの電子レンジに「解凍ムラ防止機能」が付いている場合は、そちらを利用してみるのもおすすめです。

正しい保存方法を知って、おいしいごはんを楽しもう!

ごはんは、保存方法と温め方を工夫するだけで、炊きたてのようなおいしさに仕上げられます。常温、冷蔵、冷凍それぞれの方法の特徴を理解し、正しい手順で保存しましょう。

炊きたての食感を長く楽しむためには、炊飯器選びも重要です。ごはんの味にこだわりたい方は、ぜひタイガーのジャー炊飯器もチェックしてみてください。

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