料亭のごはんの味をご家庭で。土鍋炊飯器がつくる幸せな空間

タイガーは2006年に業界初の土鍋炊飯器を開発して以来、よりおいしいごはんが炊けるように、現在に至るまでリニューアルを重ねています。今やタイガーの代表商品ともいえる土鍋炊飯器はどのような想いから開発されたのか、炊飯器の商品企画を担当するソリューショングループ 商品企画第1チーム マネージャーの辻本に聞きました。

内なべをもつ辻本

目次

火と泡がつくる「ご褒美」体験

土鍋(内なべ)

目指したのは、料亭で出される直火で炊いたごはんのおいしさです。タイガーは「お米を土鍋で炊くとなぜ良いのか」を20年前から研究してきました。炊飯中の土鍋をサーモグラフィーで測ると、土鍋の底の中央部分が最も熱く、周辺にゆっくりと熱を伝えていることが分かったんです。この温度差によって激しい熱対流が起こり、一粒ひと粒にしっかりと熱を伝えることができるのです。

「これを炊飯器で手軽に実現できたら・・・」ずっとそんな想いがありました。

そのために開発したのが「300℃ WレイヤーIH」です。鍋底に、最高温度約300度の圧倒的大火力で熱を伝え、上下の温度差を作り出す。これにより直火の温度グラデーションを再現できました。

また土鍋ならではのもう一つの特徴が「泡」です。細かく均一な大量の「泡」がお米を包んで表面を守るので、激しい対流でもお米同士がぶつかって表面を傷つけることなく、デンプンを閉じ込め・甘み成分がたっぷりの状態で、ハリやツヤを保ちながら炊きあげられます。

火と泡でつくるハリのある食感と甘みで、お客様にとって「ご褒美」のようなごはんになればと思い、「土鍋ご泡火炊き」と名づけました。

季節や気候に合わせた土の配合で寸法誤差を最小限に

焼きの工程

土鍋は自然の土から作るため、焼き上げの工程で収縮します。家庭の鍋料理などで使ういわゆる土鍋は1~2cmの個体差があるのが一般的です。

しかし、炊飯器に搭載し圧力をかけて炊飯するためには寸法誤差をミリ単位に収める必要があります。その課題を解消するために、タイガーの土鍋の素材は厳選した数十種類の土を、季節や気候に合わせて配合を調整し、寸法誤差を常に一定に保てるようにしています。

おいしくごはんを炊くって、実はすごく手間がかかって難しいことです。ボタン1つでおいしいごはんを炊ける炊飯器を作るためには、限界まで精度の高い土鍋づくりをする必要があります。そのための手間を惜しまないのも、我々の強いこだわりです。

またタイガーの土鍋の強度は一般的な土鍋のおよそ2倍あり、フローリングに落としたくらいでは割れないように作っています。もちろん、落ち方によってはどうしても割れてしまうリスクがあります。そのため、当社では5年の保証をつけています。

また、国産の銘柄米70種類に対して、最適な炊き方をセットできます。毎年世界一のお米を決めるコンクールを主宰している「米・食味鑑定士協会」にご協力いただき、5,000以上のお米のデータから各銘柄の特徴を科学的分析して実現しました。

感動的なおいしさと飽きのこないデザインを両立

JRX-S型
JRX-S型

繰り返しになりますが、目指しているのは、料亭で締めに出てくる直火で炊いた土鍋ごはん。一口食べたらお米の甘さが口いっぱいに広がって、心の底から「おいしいな」と感動するんです。あの感動をご家庭で味わって頂きたい。その一心で開発を進めています。

特に試していただきたいのは、ごはんの味にこだわりがある方です。ブランド米や新米はもちろん、備蓄米のように収穫から時間が経ったお米でもおいしく炊くことができます。

また、炊飯器のデザインにもこだわっています。近年のキッチン家電は、「目立たせる」よりも「なじませる」デザインがトレンドです。そのため、マットな仕上がりで生活感を感じさせないものにしました。長く愛着を持って使っていただきたいので、飽きのこないシンプルなデザインにしつつ、タイガーが大切にしているあたたかみや優しさも意識しています。

おいしいごはんが叶える「幸せな団らん」の1ページ

タイガー 辻本

私にとっての「幸せな団らん」の記憶は、実家の庭で親戚の子どもたちと一緒に七輪を囲んで、ごはんを食べている時ですね。子どもの頃、庭でバーベキューをしていたら匂いにつられて近所の人たちが集まってきたことも思い出します。おいしいごはんには、自然と人が集まる。まさに「幸せな団らん」を作り出す力があると思っています。

常にお客様目線を忘れず、ごはんで幸せな空間をつくる

製品を企画・開発するうえで意識しているのは、「メーカーのエゴで製品を作らない」ということです。開発側はどうしても新しい機能を追加したくなってしまうのですが、本当に価値あるものなのか、追加することによって逆に不便になっていないか、お客様目線に立って考えるようにしています。

お客様の本音を聞くために、販売店に足を運んでスタッフの方から直接話を聞いたり、愛用者アンケートに目を通したりして、皆さんのご意見を仕様に落とし込んでいます。

様々なご意見をいただくのですが、やはり一番求められていることはシンプルに「ごはんのおいしさ」なんです。

ご家庭によっては「おかずあってのごはん」という感覚もあるかもしれませんが、土鍋炊飯器で炊いたごはんは、それ自体が主役になれると信じています。蓋を開けた瞬間にふわっと湯気が立って、器に盛られた時の粒立ちと香りを感じて、一口食べた時ふと笑顔になる。そんな「幸せな団らん」を象徴するような空間を作り出していきたいと思っています。

忙しい毎日の中でもごはんのおいしさを楽しんでほしい

土鍋について語る辻本

忙しい毎日の中でも簡単に、ストレスなくおいしいごはんを炊ける。という点をさらに突き詰めていきたいです。今も世界一おいしくごはんが炊ける炊飯器を作れていると信じていますが、まだおいしさを高める余地があると考えています。

お客様が求めるおいしさの基準も上がってきている実感がありますので、よりおいしいごはんが炊ける炊飯器を開発して、世界中の方々に日本のごはんのおいしさを知っていただきたいと思っています。

プロフィール

辻本 篤史 / つじもと あつし

タイガー魔法瓶株式会社 商品企画第1チーム マネージャー

「ご泡火炊き」シリーズの商品企画担当。営業として家電量販店の本部を担当後、1年間のアメリカ研修を経て現部署へ。電気ケトルや電気ポットの商品企画に携わった後、炊飯器の商品企画を担当。

セラミックポット圧力誘導加熱ジャー炊飯器 JRX-S060/S100

ジャー炊飯器

土鍋圧力IHジャー炊飯器 JRX-S060/S100

本物のおいしさを本土鍋で。タイガーの最高級モデル「炊きたて」の逸品

ジャー炊飯器

土鍋圧力IHジャー炊飯器 JPL-Y100

土鍋の特長を生かすことで高火力を維持し、お米の甘みを引き出す。

ご泡火炊きシリーズ

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