「タイガー魔法瓶」が日本ネーミング大賞「レジェンド賞」を受賞

2023-12-04

「タイガー魔法瓶」が日本ネーミング大賞「レジェンド賞」を受賞


~ 「虎印魔法瓶」の発売から100年にわたり愛され続け、慣れ親しまれているネーミングとして評価 ~

熱制御テクノロジーで世界をリードするタイガー魔法瓶株式会社(社長:菊池嘉聡、本社:大阪府門真市)は、「タイガー魔法瓶」が一般社団法人日本ネーミング協会主催の「日本ネーミング大賞 2023」において、「日本ネーミング大賞 レジェンド賞」を受賞したことを発表いたします。「虎印魔法瓶」の発売から100年にわたり、「温かい飲み物、冷たい飲み物」で人々の生活に「おいしさや心地よさ」を提供し、今もなお愛され続け慣れ親しまれているネーミングを確立したことが評価されました。

タイガー魔法瓶について

タイガー魔法瓶が生まれた原点は創業者・菊池武範が幼少の奉公生活で思い描いた「母さんが淹れてくれたような熱いお湯(茶)がいつでも飲めたらなあ」という団らんへの憧れにありました。1923年に「虎印魔法瓶製造卸菊池製作所」を創業。日本国内向けに「虎印魔法瓶」の製造・販売を開始しました。以来、ガラス製魔法瓶に始まり、真空断熱ボトルや卓上用ポットに代表される「真空断熱技術」と、1970年に誕生した電子ジャーをはじめとする炊飯器などの「熱コントロール技術」を用いた製品づくりで、食卓からアウトドアまで、さまざまな暮らしのシーンに快適さと便利さを提供しております

創業時の思いを受け継ぎ、私たちの目指す未来は「世界中に幸せな団らんを広める。」ことです。時代が変わっても、暮らす国が違っても、家族や仲間が集まり、楽しく幸せなひとときを過ごしたいという想いは変わることがありません。熱をつかさどる魔法の技術は、今や産業や社会の未来をも変えていこうとしています。次の100年もタイガーならではの誠実・実直なものづくりの姿勢を大切にしながら、日常生活の中で愛される製品をつくり続けることに邁進してまいります

ネーミングの由来

初期の魔法瓶業界では、ガラス製のため壊れやすいというイメージを払拭すべく、強い動物の名前を商品名に使用する例が多くありました。当社が中でも「虎」を選んだのはトラはアジア特産で強い動物として知られていること、また、独立への克己心を培う機会を与えてくれた創業者の父の誕生年の寅年にちなんだことが由来です。1923年の関東大震災が起こった際、商店に保管されていた他社の魔法瓶の大部分は壊れてしまいましたが、丈夫な工夫が施された虎印魔法瓶は1本も壊れず、100本すべてが無傷で残ったというエピソードも残っています。

日本ネーミング大賞

日本ネーミング⼤賞は、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、⽣活文化をゆたかにし、産業の発展に寄与することを目的に賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰するアワードです。レジェンド賞とは全ての受賞対象の中で、長きにわたり愛され、偉⼤な功績をあげたネーミングと認めるもの、となります。2022 年度の商標登録出願件数は 170,275 件を数え、さらに経済のグローバル化によって、世界に通⽤する国際競争力のあるネーミングや商標権の重要性はますます高まっています。ネーミングは、モノとコトが世の中に⽣まれ出るための羅針盤であり、商品に命を与える存在です。日本ネーミング⼤賞は、審査とプロモーションを通じて、ネーミングの重要性を広く⼈々へ伝え、ネーミングを取り巻く環境を充実させることで、⽣活文化と経済の発展をめざします。 (日本ネーミング⼤賞公式サイト:https://j-naming-award.jp/

温度を見つめ、未来をつくる。タイガー魔法瓶 創立100周年ステートメントムービー 公開中!

あたたかいこと。つめたいこと。
温度は、私たちのこころに、どれだけのやすらぎと、力をくれるだろう。

家庭の団らんから、宇宙の探査まで。
たった1℃がくれる、大切なものに寄り添って。
タイガー魔法瓶は創立100年を迎えました。
そして、次の100年へ。

創立100周年ステートメントムービー
日本語 : https://youtu.be/ojs_gKjj118
英語 : https://youtu.be/Z-s6dZrX53g