タイガー魔法瓶とウォータースタンドが“マイボトル”をテーマにプラスチックごみ削減やSDGsについて学ぶ特別出張授業を実施
~生徒たちがマイボトル活用に向けたアイデアの発表にチャレンジ!~
熱制御テクノロジーで世界をリードするタイガー魔法瓶株式会社(社長:菊池嘉聡、本社:大阪府門真市)と、浄水型ウォーターサーバーのレンタル事業を行うウォータースタンド株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:本多 均)は、2025年10月23日(木)に門真市立リサイクルプラザにて、門真市立大和田小学校の小学4年生27名を対象に、プラスチックごみ削減や二酸化炭素排出量削減について学ぶ特別出張授業を実施いたしました。


この特別出張授業は、24年度よりタイガー魔法瓶が立ち上げた「タイガー魔法瓶 マイボトルでSDGsプロジェクト for School 」の一環で、将来を担う子どもたちに身近なマイボトルの使用やボトルリサイクル活動を通じて、地球環境や温暖化について考えることを目的に、取り組みを行っております。
今回は、タイガー魔法瓶が本社を置く門真市の大和田小学校へ「身のまわりの『使い捨て』をへらそう」をテーマに授業を実施。「プラスチックごみ削減とマイボトル活用」について触れることで、マイボトルや給水スタンドを選択肢として増やしてほしいという思いから、門真市の未来を担う子どもたちと一緒に、プラスチックごみがもたらす自然環境への影響やマイボトルや給水スタンドで取り組めるサステナブルアクションについて学びました。
授業では、マイボトルで削減できるプラスチックごみとCO2や、不要になったステンレス製ボトルを再資源化につなげる回収ボックスのご紹介、マイボトルの利用促進に向けたアイデアを考えるワークなどを実施し、子どもたちの視点で自然環境やマイボトルについて考えていただきました。授業を受けた児童からは、「みんなが楽しめるマイボトルが欲しい」「冬は小さい水筒、夏は大きい水筒を使うようにする」「水筒に飲み物が入って出てくる自動販売機があればいいな」などといった声が上がりました。
タイガー魔法瓶は、生徒の皆様にとって身近な“マイボトル”を通して、学校や生徒の皆様と一緒に環境について考えるきっかけづくりを行うことで、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
「“マイボトル”をテーマにプラスチックごみ削減やSDGsについて学ぶ特別出張授業」内容
2025年10月23日、タイガー魔法瓶とウォータースタンドの担当より、大和田小学校4年生27名へ「飲み物の容器とCO2」に関する授業を行いました。授業中に出題したクイズには多くの生徒が元気よく手を挙げ、地球環境に関する意識の高さが伺えました。また、ワークではマイボトルの利用をさらに促進するためのアイデアが、生徒たちからたくさん飛び出しました。
<授業内容>
①プラスチックごみ削減のためのマイボトル推進について
プラスチックごみがもたらす自然環境への影響と、給水スタンドとマイボトルとを使用することで削減できる二酸化炭素の排出量などを紹介。さらに、ワークでは、「どうすればマイボトルを持つ人がもっとふえるのか?」というテーマで、生徒たちが活発にアイデアを出し合い、たくさんの意見を発表してくれました。

②使用済みステンレス製ボトルの回収について
当社では使用済みのステンレス製ボトルの回収ボックスを全国493カ所以上に設置しております。ステンレスを素材とするボトルをまとめて回収することで、リサイクル効率をあげて、純度の高いステンレス原料が確保できることを説明。子どもたちが暮らす門真市におけるステンレス製ボトルの回収ボックスの設置場所を紹介し、不要になったマイボトル再資源化を呼びかけました。

タイガー魔法瓶/ウォータースタンドについてご紹介
タイガー真空断熱ボトル(ステンレス製ボトル)の4つの約束
健康配慮、人権配慮、環境配慮を実現するためにタイガー真空断熱ボトルでは、「NO・紛争鉱物」「NO・フッ素コート」「NO・丸投げ生産」「NO・プラスチックごみ」の4つの約束を掲げています。
「4つの約束」について詳しくはこちら:
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/about-us/sustainability/

ウォータースタンド株式会社について

ウォータースタンドは、浄水型ウォーターサーバーのレンタル事業を主力とする企業です。「マイボトルを携帯する新しい文化を創り、気候変動とプラスチックによる環境問題に取り組む」ことをビジョンに掲げ、水道水を活用した環境負荷の少ない給水スタンドの整備や、マイボトルの活用を呼びかける「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。
「ボトルフリープロジェクト」について詳しくはこちら:https://waterstand.co.jp/bottlefreeproject/
タイガー魔法瓶が構築した再資源化モデル

ご家庭で不要になったステンレス製ボトルを地域の学校や企業の場において回収し、リサイクル専門業者へ集約。集まったリサイクル原料から再生ステンレス材および再生PP(ポリプロピレン)樹脂製品を生産します。
再生ステンレス材は新たな製品へと生まれ変わり再びお客様の元へ、再生樹脂製品は当社の各生産工場にて活用するといった再資源化モデルを構築します。
モノを消費・使い捨てにするのではなく、再資源化することで、環境負荷低減と持続可能な経済成長を両立させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指します。(再生ステンレス材を利用した製品は、真空断熱ボトルのみとは限りません。)
サーキュラーエコノミー RE:ボトル特設ページはこちら:
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/sdgs/
ステップ① ステンレス製ボトルの回収
自治体や販売店に回収ボックスを設置しています。

ステップ② リサイクル専門業者にて再資源化
ボトル本体とせんに分けられ、ボトル本体からステンレス原料、せんからはPP樹脂(ポリプロピレン)原料が、再資源化されます。

ステップ③ リサイクル原料を使用し、ステンレス材・樹脂製品生産
ステンレス原料は、ステンレスメーカーへ引き渡され、新たなステンレス材に生まれ変わります。
PP樹脂(ポリプロピレン)原料は、樹脂製品メーカーへ引き渡され、樹脂製品(当社工場で使用する樹脂製ボックス)に生まれ変わります。

ステップ④ 再生されたステンレス材を活用し製品化。お客様の元へ
ステンレス材は、みなさんの身近にある様々なステンレス利用製品に生まれ変わり、ご家庭へ。
※再生ステンレス材を利用した製品は、真空断熱ボトルのみとは限りません。
