タイガー魔法瓶が大阪樟蔭女子大学で“SDGs勉強会”を実施!学生主体の「ecoプロ」と連携し、マイボトルを推進

2025-07-23

~環境意識向上を目指したキャンパスライフをサポート~

 熱制御テクノロジーで世界をリードするタイガー魔法瓶株式会社(社長:菊池嘉聡、本社:大阪府門真市)は、2025年7月10日(木)に学校法人樟蔭学園大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)にて、「タイガー魔法瓶 マイボトルでSDGsプロジェクト for School」の一環として、マイボトル推進に関する出張講演を実施いたしました。

 この特別出張講演は、24年度よりタイガー魔法瓶が立ち上げた「タイガー魔法瓶 マイボトルでSDGsプロジェクト for School 」の一環で、将来を担う学生たちに身近なマイボトルの使用や魔法瓶リサイクル活動を通じて、地球環境や温暖化について考えることを目的に取り組みを行っております。
 
 今回は、使い捨てプラスチックごみ問題やCO2削減などの問題解決に向けた学生主体の活動「ecoプロ」を行なう大阪樟蔭女子大学で、タイガー魔法瓶の社員が講師として参加し、学生たちと「SDGs勉強会」を実施いたしました。講演では、暮らしの中にあるプラスチック製品について考える場面や、マイボトルの使用で削減できるCO2の排出量、ステンレスボトル回収をはじめとするタイガーのサーキュラーエコノミー活動など、様々な角度から自然環境やマイボトルについて考えていただきました。講演を受けた生徒からは、「今までずっとペットボトルを買っていたので、マイボトルを買ってみようと思った」「マイボトルによってCO₂が大きく削減できるということは初めて知った」「何気なく使用しているペットボトルですが、地球沸騰化に大きな影響を与えていることが知れた」などといったお声が上がりました。
 
 タイガー魔法瓶は、生徒の皆様にとって身近な“マイボトル”を通して、学校や生徒の皆様と一緒に環境について考えるきっかけづくりを行うことで、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。

大阪樟蔭女子大学 「ecoプロ」について

 大阪樟蔭女子大学の学生が主体となって環境問題の解決を目指す「ecoプロ」では、プラスチック問題やCO2削減などの問題解決に向けて、「自分たちができる範囲で、身近なことから取り組む」を目標に活動を展開しており、学内に給水機を設置するなど、積極的に学内でのマイボトル推進活動をおこなっています。

「“水筒”をテーマに、プラスチックごみ削減やSDGsについて学ぶ特別出張講演」内容

 2025年7月10日、真空断熱ボトル サーキュラーエコノミー推進担当より、大阪樟蔭女子大学へ「マイボトル活用による環境貢献」に関する講演を行いました。学生生活に身近な“マイボトル”を通じて、プラスチックごみ削減やCO2削減などの環境課題について学んでいただき、「分かりやすいスライドでSDGsを頑張ろうと思った!」「マイボトルを積極的に持っていこうと思った」というお声もいただきました。今後も、生徒の皆さんが、環境や持続可能な社会の形成を意識しながらキャンバスライフを送れるよう、継続的にサポートしていく予定です。

<講演内容>

①プラスチック削減のためのマイボトル推進について
 プラスチックがもたらす自然環境への影響をもとに、生徒が生活の中で実践できる環境保全への取り組みの一つとして、マイボトルの紹介を行いました。また、当社では、スポーツ観戦や音楽フェスティバルなどの大型イベントにおいて、マイボトルを活用した快適で環境にやさしい新しい楽しみ方を積極的に推奨していることを説明しました。

②使用済みステンレス製ボトルの回収について
 当社では使用済みのステンレス製ボトルの回収ボックスを全国400カ所以上に設置しております。素材がステンレスであることが明白なボトルをまとめて回収することで、リサイクル効率をあげて、純度の高いステンレス原料が確保できることを紹介。不要になったマイボトル再資源化の推進を行いました

タイガー真空断熱ボトルのご紹介

タイガー真空断熱ボトル(ステンレス製ボトル)の4つの約束

 健康配慮、人権配慮、環境配慮を実現するためにタイガー真空断熱ボトルでは、「NO・紛争鉱物」「NO・フッ素コート」「NO・丸投げ生産」「NO・プラスチックごみ」の4つの約束を掲げています。

「4つの約束」について詳しくはこちら:
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/about-us/sustainability/

タイガー真空断熱炭酸ボトル MKB-T1型

 当社独自の炭酸対応せん構造「BubbleLogic(バブルロジック)」を搭載。冷たい飲み物や、ホット飲料、炭酸飲料も入れられるので、学校生活のあらゆるシーンでご活用いただけます。
 お手入れの楽な「スーパークリーンPlus(プラス)」加工で、食器洗い乾燥機にも対応しているため、毎日使いやすい工夫の詰まったボトルです。

タイガー真空断熱ボトル 一覧WEBページ:
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/list/vacuum-insulated-products/

・サイズ:MKB-T361(0.36L)/MKB-T481(0.48L)/MKB-T601(0.6L)
※写真はMKB-T481(0.48L)
・色柄:パールホワイト、パールブラック、クリアーカッパー、クリアーグリーン、クリアーレッド

参考資料|タイガー魔法瓶が構築した再資源化モデル

 ご家庭で不要になったステンレス製ボトルを地域の学校や企業の場において回収し、リサイクル専門業者へ集約。集まったリサイクル原料から再生ステンレス材および再生PP(ポリプロピレン)樹脂製品を生産します。
 再生ステンレス材は新たな製品へと生まれ変わり再びお客様の元へ、再生樹脂製品は当社の各生産工場にて活用するといった再資源化モデルを構築します。
 モノを消費・使い捨てにするのではなく、再資源化することで、環境負荷低減と持続可能な経済成長を両立させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指します。(再生ステンレス材を利用した製品は、真空断熱ボトルのみとは限りません。)

サーキュラーエコノミー RE:ボトル特設ページはこちら 
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/sdgs/

ステップ① ステンレス製ボトルの回収
自治体や販売店に回収ボックスを設置しています。


ステップ② リサイクル専門業者にて再資源化
ボトル本体とせんに分けられ、ボトル本体からステンレス原料、せんからはPP樹脂(ポリプロピレン)原料が、再資源化されます。












ステップ③ リサイクル原料を使用し、ステンレス材・樹脂製品生産
ステンレス原料は、ステンレスメーカーへ引き渡され、新たなステンレス材に生まれ変わります。
PP樹脂(ポリプロピレン)原料は、樹脂製品メーカーへ引き渡され、樹脂製品(当社工場で使用する樹脂製ボックス)に生まれ変わります。












ステップ④ 再生されたステンレス材を活用し製品化。お客様の元へ

ステンレス材は、みなさんの身近にある様々なステンレス利用製品に生まれ変わり、ご家庭へ。
※再生ステンレス材を利用した製品は、真空断熱ボトルのみとは限りません。